EXCY FORMAL NEWS野里です。
個人的にここ2,3年で革靴に目覚め、あれが欲しいこれが欲しいと物欲が止まらないのですが、さすがにプロパーで上質なブランドを買い集めることも出来ないので、ネットでよく行く古靴屋を見てるのが日課となっております。
チェックしていますと、まれに現れるのがパテントレザーのシューズ。そしてさらにレアなのがオペラパンプス。しかもほとんどがCrockett&Jones。不思議です。
それはさておき、これらは両方ともブラックタイのドレスコードとしても履かれる靴です。パテントレザーはエナメルと同じ意味合いで、パートナーのドレスを靴墨で汚さないように、光沢の加工を施したことが始まりと言われています。
一般的にはパンプスと言われたら女性のイメージしか無いですが、メンズではフォーマルシューズとして歴史があり、19世紀にはヨーロッパ社交界においてはすでに履かれておりました。余談ですが、ハイヒールも女性の靴のイメージですが、太陽王ルイ14世が好んでハイヒールを履いていたのは有名ですね。
オペラパンプスとプレーントゥにおいてオケージョンや地域差、時間帯などでどう違いがあるのか。
フォーマルという大きな括りで言うとホワイトタイや、昼の礼装まで話が及ぶので夜の準礼装ブラックタイだけに限りますと、
ルールにおいて差はありません。どちらでも良いです。
アメリカではパンプスが多くて、イギリスではプレーントゥなんて話も聞きますが、イギリスでパンプスも履かれています。
実際プリンス・オブ・ウェールズ チャールズ王太子がパンプスを履かれている場面がありました。
よりフォーマルな場であるとプレーントゥが好まれてはいます。見た目のイメージとしてもプレーントゥの方が誠実さがありますよね。
でここで注意しておきたいのが、プレーントゥと言ってもレースアップではない、サイドエラスティックやブーツはNGです。あくまでバルモラル(内羽式)のプレーントゥ。
そこまでかっちりしたブラックタイに呼ばれることは、ほぼ無いと思いますがもしパーティに呼ばれ、タキシードをお召になる際は少し艶感があるオペラパンプスか、誠実さがあるプレーントゥにするか気分で迷われて下さい。
どちらも正しいのですからね!
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