こんにちは。EXCY FORMAL NEWS 編集部の洲鎌です。今回は新郎衣装に合わせるタイの定番、ユーロタイのことを書いてみたいと思います。
中世のヨーロッパでは男性のフォーマルウェアはモーニングコートの原型フロックコートが主流でした。首元に合わせるタイは現在のアスコットタイをネクタイ風に結んだデザインの物やフリル調の大きめなタイでした。
メンズフォーマルにユーロタイが使われ始めたのは私の記憶では今から25年以上前からです。当時は現在ほど主流ではなく、個性派のフォーマルな装いに合わせている程度でした。また現在のユーロタイより首元のプリーツがゆったりとしておりました。当時私が始めて見たユーロタイ(その頃はバロックタイと呼ばれていました)はイタリアの斬新なメンズフォーマルブランドCARLO PIGNATELLI(カルロ ピニャテッリ)製のタイでした。そのタイはおそらく中世の頃の古い物と当時の新しい感覚をミックスしてデザインされたのだと想像します。CARLO PIGNATELLI(カルロ ピニャテッリ)のタイが日本に入ってきて、そこからヒントを得た日本のフォーマルメーカー(弊社も含め)が現在の形のユーロタイを作り日本のフォーマル市場に広がっていきました。
CARLO PIGNATELLIのバロックタイ
EXCY FOMALのユーロタイ
現在では一般的になってきたユーロタイですがCARLO PIGNATELLI(カルロ ピニャテッリ)のバロックタイが入ってくる以前には結婚式の新郎様の衣装といえば刺繍を施した色鮮やかな燕尾服に派手めの蝶ネクタイが主流でした。その後ユーロタイが出始めてからは衣装もガラリと変わりフロックコートが主流になりました。その後現在に近づくにしたがってフロックコートに変わってロングタキシードが登場し、現在ではオーソドックスなタキシードやカジュアルなスタイルが出て来ると共にタイも蝶ネクタイが多くなってきました。しかし誕生から30年近く経つユーロタイは現在でも結婚式で多くの新郎様に愛用されています。
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