いつも大変お世話になっております。EXCY FORMAL MAGAZINE担当の洲鎌です。
3月は卒業の時期で続いて4月には入学式とオーケージョンの期会が増えてきますね。また春のブライダルシーズンと合わせてフォーマルな装いが増え我々の仕事も忙しくなってきますが、お客様のお役に立てるよう頑張りますので何卒宜しくお願い致します。
目次
2月のフォーマルアクセサリー販売状況。
2月はウエディングは未だ閑散期ですが、3月のオケージョン需要や結婚式需要に向けての準備で少しずつ動きが出てきました。やはり1月に引き続きモノトーンのフォーマルアクセサリーの販売状況の良さが目立ってきました。昨年まで好調だったカジュアル系は今後どのようになるのか注視しておきたいと思います。ゲスト向けの需要でペイズリー柄のネクタイとお揃いのポケットチーフが良く動きました。クラッシックな柄が好まれる傾向にあるようです。

京都西陣の老舗機屋で織り上げた高品質なシルク地を使って作ったネクタイです。美しいペイズリー柄が、披露宴のゲストの装いにおすすめです。

ネクタイとお揃いのポケットチーフ。一緒にコーディネイトするとよりフォーマルらしさを感じられます。
約3年ぶりに開催するアルバートサーストン受注会&即売会がブライダル産業新聞に取り上げてもらいました!!
2月21日付け第1246号に掲載いただきました。詳細は下記ブログに記載しておりますのでぜひご一読いただければ幸いです。
お買い得情報コーナー
今月の特集(フォーマルシャツ編)
フォーマル用シャツの種類
フォーマルシャツには大きく分けて3つあります。
1:タキシード専用のシャツ
2:モーニング専用のシャツ
3:略礼服、ダークスーツ用シャツ
その他に燕尾服用のイカムネシャツがありますがノーベル賞授賞式や皇室行事など
限られたシーンでの着用の為ここでは割愛します。
まずタキシード用のシャツですが白で衿はウイングカラーかレギュラーカラー、日本では
ウイングカラーが一般的です。前身頃にはプリーツが付いています(フリルやイカムネでもOK)
前立て部分が表前立ての場合はスタッドボタンと呼ばれる飾りボタンを付けるのが正式です。スタッドボタンをつけない場合は前立て部分は比翼仕立てが正式です。
次にモーニング用のシャツの場合、前身頃に飾りが無いシンプルな白いシャツが正式です。衿はウイングカラー、レギュラーカラー、どちらでもOKです。
但しアスコットタイを着用する際はウイングカラーが正式となります。
前立て部分は表前立て、比翼のどちらでもOKです。(スタッドボタンは不要)
略礼服、ダークスーツの場合、レギュラーカラー、ワイドカラーで前身頃に飾りのない
シンプルな白いシャツでOKです。モーニング用のウイングカラーシャツを合わせてもOKです。
ダブルカフスとシングルカフス
お客様からの問い合わせが意外に多いのが
フォーマルシャツのダブルカフスとシングルカフスではどちらが正式ですがという
質問です。
こちらは専門家の間でも意見が分かれることが多いのですが、弊社が所属している
フォーマル協会の最新のルールブック作成の際(私もメンバーとして参加しました。)
カフスのかたちは時代と共に変化しており、夫々に良さがあり両方ともフォーマルシャツとして問題ないという結論に達し現在フォーマル協会の見解としてはどちらも正式です。
ウイングカラーの豆知識
正式なウイングカラーには衿の後ろ中央部に背テープと呼ばれるテープ上のヒモのような
ものが付いております。これは以外に知られておりませんが、ウイングカラーシャツの場合、蝶ネクタイやネクタイを直接衿に巻く為、タイのループが上にずれることがあります。これを防ぐ目的で蝶タイ等のループを背テープに通してずれを防止します。

そのほか、法人様でフォーマルアクセサリーについてのOEM/ODMや、大口ご注文での別途お見積り依頼、営業担当からのご連絡をご要望の場合は、こちらよりお気軽にお問い合わせください。

または、上記でもご案内させていただきましたBtoBのアパレル資材サイト「ApparelX」も合わせてご覧ください。

個人様でフォーマルアクセサリーのご購入をご検討の方は、こちらの公式オンライストアをご利用くださいませ。
