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withコロナ時代のアパレル産業について、オンライン展示会とは

こんにちは、EXCY FORMAL NEWS編集部の地代です。

本日は最近巷で噂のオンライン展示会について書いてみようと思います。

展示会といえば、今年も6月に開催予定だったイタリアフィレンツェで開催予定だったPitti Immagine Uomo 98が9月に延期されましたね。

EXCY FORMALでは冬の展示会のみほぼ毎年誰かが仕入れに行っていました。

イタリアの被害状況を考えると、延期はやむを得ないことですが、やはりそれに向けて準備していた人達のことを考えると残念ですね。

9月の展示会がうまくいくことを願うばかりです。

コロナの影響により各業界様々なサービスがオンライン化を迫られる昨今。

展示会までもオンラインでできる時代になったようです。

アパレル企業向けBtoBサイトによるオンライン展示

例えば、米国発ではJOOR(ジョア)、国内向けではTERMINAL(ターミナル)といったBtoBサイト。

JOORはロンドンファッションウィークにてバーチャルショールームを提供しており、

TERMINALは動画のアップロード機能やオンラインで受注が完結するサービスなどを充実させる予定だそうです。

既存のサービスをうまく利用した形でのオンライン展示

Youtubeを利用してショールームでの実際の展示会のような形でを行ったブランドもあれば、Instagramに展示会専用アカウントを作成して通常投稿とIGTVによって商品を紹介したブランドもあるそうで、アパレル業界だけでも今の段階で様々な動きがでています。

これらはほとんどがコロナ禍以前から提供されていたサービスではありますが、大勢の人が集まることが難しい今、オンラインでの展示会に関心が集まっています。

これからの展示会のあり方について

これから5Gの普及により大容量の高速通信が実現された場合、展示会に行かずともVRでショーをまるでその場にいるかのように見れる日がやってくるかもしれません。

もし会場に足を運ばずに完全に完璧な仕入れが完結できるとしたら、交通費、人件費の節約としては素晴らしい成果が得られるでしょう。

現在の通信、映像技術は目覚ましい速度で日々発展しています。

しかし、触感を遠隔で伝える技術は今のところありません。

私達が普段オンラインで洋服を買うときに発生する、「思っていたのと着心地、触り心地が違う」という経験、みなさん一度はしていると思います。

衣服に求められるのは見た目だけだけではありません。着心地、実際に肌に触れた時の生地の質感、その香りをバーチャルで感じることは現段階ではできません。

ですから展示会を完全にオンライン一本で完結することはなかなか難しいと思います。

もちろんオンラインにはオンラインの良さがある為、

オンラインだけ、リアルだけの展示会ではなく、その両者の良いところを併せ持ったハイブリッドな展示会が未来には求められていくのではないかと思います。

災い転じて福となすという諺のように、これからのアパレル業界がより良い方向に進んで行くことを願って。

法人でフォーマルアクセサリーをお求めの方はAPPAREL Xへ、

個人でお求めの方はEXCY FORMAL
その他のご相談は株式会社ヤマモトへお問い合わせください。

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地代

入社二年目のひよっこ社員です。
初めて見る人にもわかりやすい記事が書けたらいいなと思っています。
趣味:観劇 TDR

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