こんにちは。EXCY FORMAL NEWS担当の洲鎌です。12月に入りだいぶ寒くなってきましたね。今年もカシミヤマフラーを販売しておりますので、ギフト用のアイテムとして如何でしょうか。今回はシルクの質量、糸のサイズ、打ち込み本数に関して書いてみました。
匁(もんめ)
なぜかシルクは昔ながらの尺貫法で匁(もんめ)を使っています。匁は重さの単位として使われており、1匁は3.75gでシルクの生地では93cm×93cmの重さになります。一般的にシルクでは匁の数が大きいほど厚みがあり高価になります。但し、一概に匁数が大きければ良いわけではなく夫々の製品に適した匁でなければなりません。例えばポケットチーフやスカーフは柔らかな風合いが感じられる12匁~20匁位が適しております。
PNC-1:イタリア製ペンタゴーノのプリント生地を国内の職人が手巻きで仕上げたペイズリー柄のポケットチーフ。
PCF-3:イタリア製ペンタゴーノのプリント生地を国内の職人が手巻きで仕上げた小紋柄のポケットチーフ
日本製16匁の無地のポケットチーフ。
CF-1158:スカイブルー CF-1178:ブルー CF-1180:ネイビー
CF-1203:ライトグレー CF-1-W:ホワイト CF-1120:ラベンダー
CF-1115:エンジ CF-1107:レッド CF-1301:ピンク
番手、デニール
番手とデニールは糸の太さの単位を表し、番手は数字が大きくなるほど糸は細くなり、逆にデニールは数が大きくなる程糸が太くなります。一般的に細番手の糸を使った生地は肌触り、艶感が良くシルクのシャツやブラウス等に多く使われます。
打ち込み本数
打ち込み本数とは、生地1インチあたり経糸と緯糸の合計本数のことで、生地の密度をあらわし、打ち込み本数が多いほど高密度でハリ、コシが出ます。
シルクの場合は一概に細番手が良いわけではなく用途によって糸の太さを使い分けています。イブニングドレス、ウェディングドレス等は柔らかさや美しいドレープが求められますので細番手の糸が適しております。
それとは違いタキシードの衿に使用する拝絹地や蝶ネクタイ、カマーバンドは重厚さ、しっかりとしたコシと厚みが必要な為、打ち込み本数の多さ、糸の太さが求められます。
弊社で取り扱っている拝絹地は日本有数のシルク生地の産地、山梨県富士吉田の小さな機屋で織られており、僅か47cmの幅に経糸を13,000本も使い、緯糸は120デニールの糸をダブルに撚って240デニールの驚異的な太さの糸を使っています。昔ながらのシャトル織機を使い伝統的な製法でゆっくりと丁寧に織ることにより空気が含まれ、非常に高密度でハリとコシのある素材です。
剣蝶タイ:BF-106 、 蝶ネクタイ:BF-106 、 カマーバンド:CM-106
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