こんにちは!EXCY FORMAL編集部の地代です。
まだまだ暑い季節ではありますが、
今年も弊社でカシミヤマフラーを販売!
ということで、まずはお買い上げいただいた製品を長く使っていただく為に、カシミヤ繊維について、そしてそのお手入れ方法について書きたいと思います。
カシミヤとは
一般的にカシミヤとは、カシミヤヤギから取れた毛。または、それから織った毛織物のことを指します。
カシミヤは、毛が細く密度が高いが軽く、暖かく、上品な光沢もあり、肌触りが良いとされ、「繊維の宝石」とも呼ばれ、最高級の天然素材として世界中で広く愛されています。
今から約1000年ほど前、インド北部のカシミール地方に生息した山羊のうぶ毛を使ったショールなどがシルクロードを経てヨーロッパに伝わりました。
その地方の名にちなんで カシミヤという名が広まったといわれております。
カシミヤヤギの体の表面は粗毛で覆われており、その下に柔毛が密生しています。
この柔毛を春の毛の生え変わりのときに拾い集めるか、櫛で梳いて集めたもので、手間がかかり、1頭から150g-250gしか取れず、セーターを作るにはヤギ約4頭分の毛が必要です。
カシミヤ製品のお手入れについて
洗い方
まずは誰もが避けては通れない、洗い方!
高級でデリケートな衣類=クリーニング というイメージが強いと思いますが、しっかり取り扱いに気をつけて洗えば自宅でのお洗濯も可能です。
手洗いする際の注意点
- 洗濯前にブラシなどで繊維の流れを整える
- 桶に張る水は常温から30℃位までの温度で(高温は縮みなどの原因になります)
- 10〜20分浸け置きにして、優しく押し洗いor振り洗い(擦ったりなどは毛羽立ちなどの原因になります)
- 長時間洗いすぎない
- 脱水機を使用する場合は短時間で他のものと一緒に入れない(10〜20秒を目安に)
- 乾燥機は使わず、平干しをする
- 乾燥させる際に半乾きの状態で風を当てたり、裏返しにしたりするなどするとふんわりした風合い仕上がりやすい
日常のお手入れ
カシミヤ製品を気持ちよく使うためには、定期的にブラッシングをすることをおすすめします。
ブラッシングは繊維の流れを整えるだけではなく、ホコリなどを払う効果もあります。
カシミヤはデリケートな繊維なので洋服ブラシはできるだけ馬毛など、柔らかい繊維のものを使いましょう。
自宅での管理は手間のかかることではありますが、自分でお手入れするとより愛着も湧くではないでしょうか。
良い物と出会ったら、大切にしていきたいものですね。
参考サイト様
取り扱いについて、下記サイト様のご意見を参考にさせていただきました。
- https://uto-knit.com/library/howto/washing (UTO様)
- https://www.kajitaku.com/column/dry-cleaning/3268#3 (KAJITAKU様)
- http://www.toyoboshi.co.jp/cashmere/cleaning.html(東洋紡糸様)
- https://www.spoonhome.com/clothesbrush/(SPOON HOME様)
法人でフォーマルアクセサリーをお求めの方はAPPAREL Xへ、
個人でお求めの方はEXCY FORMALヘ
その他のご相談は株式会社ヤマモトへお問い合わせください。