こんにちは。EXCY FORMAL NEWS担当の洲鎌です。弊社では様々なメンズフォーマルアクセサリーを取り扱っておりますが、今回より何回かに分けて様々な商品についての解説をさせて頂きたいと思います。
ヒダ胸シャツについて
タキシードに合わせるシャツで前身頃にプリーツが付いている。シャツの前立て部分の第2ボタンホールから第4ボタンまで下前、上前にボタンホールのみありシャツのボタンは付いておりません。ボタンの付いていない部分にはスタッドボタンと呼ばれる貴石や貝などでできた装飾的な飾りボタンを付けます。これは諸説有りますが、西欧の歴史でシャツは下着として扱われて来ました。フォーマルな場において女性に下着のボタンを見せることは大変失礼にあたり ボタンを隠す為に使用されたのがスタッドボタンです。例外的にボタンが隠れる比翼仕立てのヒダ胸シャツはスタッドボタンが不要です。衿はレギュラーカラー、ウイングカラーのどちらでもOKです。ウイングカラーの場合は衿の後ろに背テープと呼ばれる蝶ネクタイが上にずれない為のテープが付いているシャツが正式です。
スタッドボタンについて
スタッドボタンは夜の正礼装のタキシードと燕尾服のシャツに使用する飾りボタンです。基本的にカフリンクスとお揃いで使用します。最も基本的な種類はオニキス、黒蝶貝、白蝶貝です。タキシードにはオニキス、黒蝶貝など黒系のものを使用します。燕尾服には白蝶貝(稀に白真珠)などの白系のものを使います。例外的にご新郎とかが着用する白いタキシードの場合は白蝶貝でもOKです。台座は真鍮や純銀などで、色はシルバーやゴールドでデザインは丸や四角、八角形などがありこちらはお好みで構いません。以上が基本的なスタッドボタンです。その他のして石や貝に様々な色の物や装飾に工夫を凝らしたタイプのスタッドボタンもありこちらは基本ルールーを知った上で上級者の個性的にお洒落を楽しむ感覚で選ばれると良いでしょう。
サスペンダーについて
正礼装としてのフォーマルウェアには昼、夜共にサスペンダーは必須のアイテムです。正式なタキシードや燕尾服のズボン、モーニングコートのコールズボンにベルトループは付けてはいけないので必ずチェックしましょう。サスペンダーにもX型クリップ式、Y型2in1、レザーエンドなど様々な種類があります。どのタイプのサスペンダーをお選びいただいても大丈夫ですが、サスペンダーボタンが縫い付けられているズボンを吊革で吊って使用する方法がよりフォーマルらしさを演出できオススメです。基本の色は燕尾服は白、タキシードは黒、モーニングは黒白の縞や黒無地、グレーです。親しい仲間とのパーティーや2次会などでしたら少し派手な色柄のサスペンダーでお洒落を楽しむのも良いでしょう。
サスペンダー用のボタンはズボンのどの位置に縫い付ける?
最後にサスペンダーに関して多く質問を受けるサスペンダーボタンをズボンにつける際の位置についてご説明させていただきます。
通常はズボンの内側に付けますのでそれを元にした説明です。
まず後ろ部分ですが中央部分(縫い目がある部分です。)の2.5センチ下がった部分の左右5センチの位置にボタンを1個ずつ縫い付けます。(左右のボタンの間隔は10センチ)になります。
続いて前部分右側の位置はズボンの折り目の延長線上(大体一個目のルーブの位置)の2.5センチ下に1個付けそこから脇に8センチの部分に1個付けます。
前部分左も右部分と同じ要領でボタンを2個取り付けます。
そのほか、法人様でフォーマルアクセサリーについてのOEM/ODMや、大口ご注文での別途お見積り依頼、営業担当からのご連絡をご要望の場合は、こちらよりお気軽にお問い合わせください。
または、上記でもご案内させていただきましたBtoBのアパレル資材サイト「ApparelX」も合わせてご覧ください。
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または、商品紹介や取扱店舗など、随時更新しております、ブランドサイト「EXCY FORMAL」も覗いてみてください。