メンズフォーマルの仕事に携わり30年目。年のせいか最近、腰痛、膝痛が悩みのEXCY FORMAL NEWSメンバー最長老の洲鎌です。蝶ネクタイ、カマーバンドは今までに何度か出てきているテーマですが、今回は少し視点を変えて書いてみます。
黒無地の蝶ネクタイとカマーバンドについて考えて見ましょう。通常あわせる衣装は黒のタキシードです。言葉で表すと同じ黒の蝶ネクタイ、カマーバンドですが着用されるシーンで違いが出てきます。1つ目は制服としての着用。主にホテルでサービスを行うボーイやバーテンダーの方が着用されます。品質はポリエステルかアセテートが殆どで安価で大量生産されユニフォーム専用です。次に結婚式や披露宴、パーティー等の特別な場面で着用されます。品質は光沢感のあるシルクやシルクとキュプラ等の交織が多くユニフォーム用とは見た目でも明らかに品質の違いがわかります。
蝶ネクタイ、カマーバンドと一口に言っても素材、デザイン、色柄など様々な特徴があります。ここからは、ブライダル衣装店様が取り扱うアイテムの中から蝶ネクタイ、カマーバンドに絞って書いていきます。ブライダル衣装店様がご来店されるお客様へタキシードに合わせる蝶ネクタイ、カマーバンドを提案される際、レンタルか?販売か?大きく分けてこの2つのパターンがあります。販売用のアイテムはデザイン性や品質、ドレスとの相性など豊富なアイテムからお客様にお選びいただいたりご提案することが容易なのですが、レンタル用の括りがあるアイテムは多くのお客様にお使いいただく為、使用頻度が多くデザインや品質よりも耐久性を重視する傾向があるように思います。ただし、耐久性を重視する余りシワが出来にくい硬くて安価なポリエステル素材の蝶ネクタイやカマーバンドを多く目にします。耐久性を重視するあまりに、目の肥えたお客様の成約率を下げる結果になってはとてももったいないと思います。シルク素材で品質の良い蝶ネクタイなどはキズがつきやすく耐久性に問題があるアイテムも多く存在するのも事実です。
品質の良さと耐久性のバランスのとれた蝶ネクタイ、カマーバンドとは。
現在弊社で取り扱いのございます蝶ネクタイ、カマーバンドでシルクとキュプラの交織のサテン生地(拝絹地)を使用して作ったアイテムは品質の良さと耐久性に優れており、すでにお使いいただいているブライダル衣装店様よりその良さを実感していただき何度もリピート頂いております。品質の良さと耐久性を兼ね備えている理由は、生地の生産方法にあります。蝶ネクタイ、カマーバンド、に使われる素材は山梨県富士吉田市の機屋で織られたシルクサテンやシュルクキュプラ(拝絹地)でその織り方は47cm幅に経糸を13,000本も使い(一般的なサテンの3倍)、緯糸は120デニールの糸をダブルに撚って240デニールの驚異的な太さの糸を使用しており昔ながらの製法で熟練の職人がシャトル織機で丁寧に織り上げた生地は、上品な光沢感とシッカリとした厚みで耐久性に優れております。その為レンタル用としてはもちろんのこと、販売用としてもお勧めです。
ブラック、ワイン、シルバー、グレー、ホワイト、ネイビーの6色展開の蝶ネクタイとカマーバンド。 |
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