こんにちは。EXCY FORMAL NEWS担当の洲鎌です。前々回のブログで正礼装の基本ルールに関して書かせていただきましたが、今回は準礼装について書いてみたいと思います。
前々回ご紹介した正礼装は非常にルールが厳格で着こなしの幅にもかなり制約がありました。準礼装の場合も基本的なルールはしっかりとありますが正礼装とは違い、ある程度自由度のある着こなしも可能なので自分なりのお洒落を楽しめます。
昼の準礼装の代表格ディレクターズスーツ
ディレクターズスーツの誕生の背景は英国のエドワード7世が展覧会のオープニングで当時の昼の正礼装であるフロックコートを黒いジャケットに変えて出席し、ディレクターズスーツとしてその後、英国やヨーロッパに広がり戦後日本においても昼間の準礼装として定着してきました。ディレクターズスーツは昼の結婚式や披露宴に出席する際の衣装としてオススメです。合わせる小物類は殆どモーニングと同じで良いので詳しくは、前々回のブログ(メンズフォーマルこれだけは知っておきたい基本ルール正礼装編)を参照下さい。
便利な準礼装ブラックスーツ
ブラックスーツは同じ準礼装でもディレクターズスーツより格は下がりますが、合わせる小物はディレクターズスーツと違い自由度が高くいろいろな着こなしが楽しめます。上の画像のようにシルバー系のベストネクタイの組み合わせでフォーマル感を出す装いはもちろんのこと、色柄物の蝶ネクタイ、アスコットタイなどを組み合わせても楽しい着こなしが出来るのでとても便利なフォーマルウェアです。フォーマル協会発行のフォーマルウェアスタイルガイドではブラックスーツは昼の準礼装の位置づけですが、組み合わせる小物類で昼夜を問わず着用出来るフォーマルウェアです。
夜の準礼装ファンシータキシード&ファンシースーツ
夜の準礼装のファンシータキシードやファンシースーツは結婚式や披露宴の出席者の衣装としてはあまり見慣れない衣装だと思います。パーティーや2次会等での着用がオススメです。夜の結婚式や披露宴のゲストの衣装としては昼の準礼装で紹介したブラックスーツか略礼装のダークスーツをオススメします。昼の時間帯であれば結び下げのグレー系のネクタイにお揃いのベストの組み合わせで、夕方から夜でしたら、色柄物の蝶ネクタイにお揃いのベストやポケットチーフを組み合わせてもいい感じです。
ファンシータキシードも基本的には合わせる小物類はブラックタキシードに準じますが、お好みで色柄物の蝶ネクタイ、カマーバンドやカフス&スタッドの色や素材はある程度自由に選んでもOKです。
ファンシースーツは光沢感のある素材で通常のスーツとは明らかに素材感やデザインが違い、合わせる小物も蝶ネクタイ、ストール、アスコットタイ、ユーロタイ等自由な着こなしでOKです。
そのほか、法人様でフォーマルアクセサリーについてのOEM/ODMや、大口ご注文での別途お見積り依頼、営業担当からのご連絡をご要望の場合は、こちらよりお気軽にお問い合わせください。
または、上記でもご案内させていただきましたBtoBのアパレル資材サイト「ApparelX」も合わせてご覧ください。
個人様でフォーマルアクセサリーのご購入をご検討の方は、こちらの公式オンライストアをご利用くださいませ。
または、商品紹介や取扱店舗など、随時更新しております、ブランドサイト「EXCY FORMAL」も覗いてみてください。