こんにちは!EXCY FORMAL NEWS編集部の地代です。
2019年も残すところ後数日、世間はすっかり年の瀬ですね!
2019年は皆さんにとってどんな年だったでしょうか?
私自身は2018年とあまり変わらずの一年を過ごしましたが、今年は令和婚の流れに乗って、友人や親戚、そして芸能人たちの結婚ラッシュがすごかったように思います。
来年は来年でオリンピックイヤーに式を挙げたいという方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。2020年もどんな年になるのか楽しみですね!
と、ここまで結婚式の話をしましたので、本日は花嫁、花婿が身につけるウェディングアクセサリーについてお話したいと思います。
目次
サムシング・フォー
サムシング・フォーとは、ヨーロッパに古くから伝わる慣習で、結婚式に花嫁が身につけると幸な生涯を送ることができる。とされる4つのアイテムの総称です。
”Something Old Something New
Something Borrowed Something Blue
And a Silver Sixpence in Her Shoe”
「何かひとつ古いもの 何かひとつ新しいもの
何かひとつ借りたもの 何かひとつ青いもの
そして靴の中には6ペンス銀貨を」
というマザー・グースの詩がその由来です。
サムシング・オールド(なにか1つ古いもの)
なにかひとつ古いものを身につけること。
サムシングオールドは、祖先や伝統を表します。
祖母や母親のドレスやベール、レース、リボンなど、先祖代々伝わっているもの、家族から譲られた宝飾品などを身につけるとよい、とされています。
日本だと、祖母や母親が神前式だったりするとドレスやベールはないので、個人的にはこれが1番ハードルが高いのではないかと思いますが、指輪やネックレスならなにか用意できるのではないでしょうか。
サムシング・ニュー(なにか1つ新しいもの)
なにかひとつ新しいものを身につけること。
これはこれから始まる新生活をあらわすアイテムです。
新しいものならなんでもよいとされていますが、白い物を用意するのが一般的です。ウェディングシューズやグローブなどの小さい小物を新しく用意するといいかもしれません。
サムシング・ボロー(なにか1つ借りたもの)
なにかひとつ借りたものを身につけること。
借りたものは、友人や隣人との縁を表します。幸せな結婚生活を送っている友人などから持ち物を借り、その幸せにあやかるというものです。
ハンカチやアクセサリーを借りるのが一般的とされていますが、個人的にはハンカチが一番気兼ねなく貸し借りしやすいのではないかなと思います。
サムシング・ブルー(なにか1つ青いもの)
なにかひとつ青いものを身につけること。
サムシングブルーは目立たないところにつけるものとされ、白いガーターに青いリボンをつけたりなどするのが一般的だとされています。
ブルーは聖母マリアのシンボルカラーとされているため、花嫁の純潔をあらわします。
6ペンスコイン
マザーグースのサムシング・フォーの部分に続く、
そして靴の中には6ペンスコインを の部分です。
これは花嫁の左足の靴の中に6ペンス硬貨を1枚入れておくと、経済的にも精神的にも満たされ、いつまでも豊かに暮らせるという西欧の習わしからきています。6ペンスコイン発行は1967年までで終了していますが、ブライダル系のショップで販売されています。
英国では6ペンスコインは幸福のコインと考えられていて、結婚式以外でも、クリスマスにはプディングに「指ぬき」、「指輪」、「6ペンスコイン」を入れてそれぞれを引き当てた人に良いことがあるとされています。
※「指ぬき」=幸福な人生、「指輪」=良い結婚、「6ペンスコイン」=裕福になれる
コインは発行年数によってエリザベス2世が描かれていたり、ジョージ6世が描かれていたりと、デザインに種類があるので、気に入ったものを選んで見るのもいいかもしれません。
以上、結婚式用のアクセサリーにまつわるジンクスのお話でした。
それでは皆様、メリークリスマス!
そして、良いお年を!
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