毎度お世話になっております。EXCY FORMAL NEWS編集部の山佑です。
新型コロナウイルスの第2波の勢いは留まることを知らず、全国で感染者数増加のニュースが連日流れています。予防対策をしっかり取り、三蜜を避けた行動を徹底したいと思います。
このような状況下の中、ブライダル業界でも式を延期される方達も多くいらっしゃり、そういう意味でも、早くこのコロナ禍が収束し、お二人のそしてそのご家族、ご参列の方含め、安心してハレの日が訪れることを切に願っております。
そこで今回は、あるウェディングの会社がリサーチした結果の中に、「結婚式でご新郎が着用したい衣装は?」という問いに、40%以上の方が”タキシード”という回答をされているのを見たので、われわれEXCY FORMALとしてタキシードにおける新たなご提案をさせていただくべく投稿させていただきました。
それが”被せ拝絹”という加工です。
上記にもありますように、男性はタキシードに憧れがあったり、また新婦の方からもウェディングドレスに合わせる衣装として、タキシードが人気だったりと、フォーマルシーンでは欠かせないアイテムですよね。
しかし、タキシードは普段生活する上では、なかなか着用機会もなく、記念だからとご購入されたとしても、式の後タンスの中に眠っている、というケースも多いのではないでしょうか。
この「被せ拝絹」は、アイキャッチ画像でお分かりいただけるように、普通のスーツのジャケットに、タキシードの象徴とも言われる「拝絹地(ハイケンジ)」を襟に被せる加工を施すことです。
*拝絹地については、過去のブログでご紹介しておりますので、ご覧いただければ幸いです。(「フォーマル生地だけじゃない、タキシードや燕尾服向けの拝絹地も取り扱っております」)
こちらは、職人さんが、襟のパターンを取り、それに合わせて拝絹地を裁断し、一針一針丁寧にまつっていきます。拝絹地の素材はメインがシルクですので、デリケートな素材のため、縫う方も非常に神経を使う作業となります。
百聞は一見に如かず。その丁寧で美しい被せ拝絹をご覧ください。
こちらの被せ拝絹であれば、タキシードとしてご着用後に、まつり糸をほどけば拝絹地が外れますので、また元のスーツとして、ビジネスや普段の場にてご着用出来ます。まさに持続可能なアイテムではないでしょうか。
また、拝絹地のブログでお伝えさせていただきましたが、EXCYでは国産の拝絹地から英国はVANNERS(バーナーズ)の拝絹地も扱っており、黒や濃紺だけでなく、エンジ、グレー、ブルー、ホワイトなど色数も豊富にございますので、拝絹地とセットで承ります。
納期は約1週間~10日。数量や繁忙期などで多少伸びることもございます。
ぜひ、一度ご検討いただければ幸いです。
*注意事項*
1.ノッチドラペルの商品に、ピークドラペルの被せ拝絹を施すと、襟先が不安定なため、出来ないことはないですが、あまり綺麗に仕上がりません。
2.拝絹地をお持ち込みされる場合は、必ずボンディング加工されている生地に限ります。
3.正式なタキシードは、腰ポケットの玉縁が拝絹地を使用し、ボタンも同じ拝絹地で包んだクルミボタンを使用しておりますので、”正式”という観点では違う仕様となりますので、予めご理解ください。
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